40代での転職・成功して満足したこと3選

40代で初めて転職をスタートすることは、決して無謀な挑戦ではありません。

40代の転職は20代・30代と比べて、応募枠そのものが少ない・条件が限定的で、非常にハードルが高いイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?

私が40歳を超えてから初めて転職活動をスタートした頃も、このネガティブなイメージと同様な、非常に厳しい市場環境でした。

しかし私の場合は、転職活動をスタートしてから半年も経たないうちに、前職よりも条件が良い企業に出会い、そして転職に成功することができました。

ここでは、40代の私が転職活動を成功させ、今の企業で非常に満足している点をお伝えします。

年収が増えた!

転職するからには、少なくとも前職と同じ、またはそれ以上の年収を目指したいもの。私も同じ考えでした。

上の図は、私の転職前後の年収の構成比較を示しています。大きな違いは下記の通りです。

  • 転職後、年収は7.1% 増(転職前比)。
  • 残業代は転職後にはゼロに。残業代は月収に含まれる、年俸制となった。
  • ボーナスは年2回で転職前後で変わらず。転職後は、成果評価分として年1回支給。もう1回は年俸で決まっている額が支給される。

    (上記図では、月収の中に年俸で決まっているボーナス額が含まれています。)

転職後、給料が年俸制となったことが一番大きな変化でした。これにより、年収(月収)が固定となりました!

月収は一定時間の残業時間に対する残業代分も含まれているため、残業の有無によらず固定給となっています。

つまり、残業をしても残業代は出なくなりました

私の場合、転職前は残業が非常に多く、その対価として残業代も多くもらっていましたが、基本給がそんなに多くなかったため、この残業代が月収の多くの割合を占めていました。

しかし、転職後に年俸制となったことで、今は残業に依存しない安定的な収入となっています!

残業時間が減った!


転職後に年俸制となったことで、残業の有無によらず収入が安定しました。

入社した後、残業をしなくても月収が固定給であるので、「できるだけ残業をしないよう、効率良く業務遂行する」というマインドに変わりました。

その結果、転職後1年間の残業時間は、転職前の半分以下に削減できました。月あたり25時間の自由な時間が確保!

収入が増えて残業時間が減ったことにより、下記のようなメリットが享受できました。

  • 家族と過ごす時間が増えた!休日出勤もなくなった!
  • 自分自身のスキルアップに費やす時間が十分に確保
  • 睡眠時間も確保できるようになり、健康面も改善した!

福利厚生が充実した!

転職前・転職後の福利厚生比較

項目転職前企業転職後企業
退職金積立会社負担、月収 x 3.0%会社負担、月収 x 5.0%
確定拠出年金会社負担&マッチング拠出、
月収 x 6.0%
会社負担のみ、
月収 x 6.0%
有給休暇(日数/年)15日、一律12日~22日、勤務年数による
リフレッシュ休暇勤務年数5年毎勤務年数5年毎
自社株購入給与天引き、3~5万円制度なし

福利厚生も会社によって特長が出る項目なので、転職先の福利厚生については転職前にきちんとチェック・確認をしました。

上の表は主な福利厚生制度の内容をまとめたものです。特に私が良かったと思う箇所にチェックを入れています。

私が特に気にしていたのは、退職金制度確定拠出年金制度です。

退職金の積立額負担は、転職前後どちらの企業でも会社負担が主でした。

しかし転職後の企業は会社負担率がなんと月収5.0%に!

月収が増えた私にとってはトータルで積立金額が増えたので、非常に大きなメリットとなりました。


確定拠出年金については、転職前の企業では会社負担分に加え、各個人が給与から天引きして上積みできるマッチング拠出制度がありました。

トータルで月収の6.0を超えない範囲まで個人で自由に設定できるのですが、会社負担額は概ね半分の3.0%程度でした。

一方、転職後の企業では月収の6.0%分の金額すべてを会社で負担して拠出してくれるので、こちらも非常に大きなメリットです!


有給休暇については、転職後の企業は毎年付与される日数が増えていくシステムで、勤続年数が長ければ長いほど付与日数が多くなります。

10年勤続することで、最大22日間の有給休暇が取得できます。

元々前職では業務が忙しく、有給休暇を半分以上は捨てていたのですが、転職後は毎年付与された有給休暇をその年のうちに使い切ことができています。

リフレッシュ休暇のように、転職前後で同じ条件の福利厚生制度がある一方で、自社株購入制度転職後の企業ではありませんでした。

私は特に自社株購入制度にはあまりメリットを感じていなかったので特に気になりませんでした。

転職先の企業において、福利厚生制度で気になるもの・前職と同等の制度があるかどうか? についてもきちんと確認することをオススメします。

年収以外のメリットも含めて、トータルで検討することが必要です。

まとめ

転職活動の中で、企業から提示される収入条件・福利厚生制度が転職前の企業と同じ条件ということはあり得ないです。

年収の条件だけで安易に決めるのではなく、他の労働条件・制度も理解して、納得した上で再就職の決断を行ってください。

あなたの転職活動が成功することを願っています!

  • この記事を書いた人
むら

むら

某外資系&製造業でマーケティング業務に従事している、40代のサラリーマン。40歳の時に決断し、同業界の競合他社へ転職。自分の転職の成功体験を通して、同年代の悩める就職活動者の力になれるようにブログで情報発信を行いたいと考えている。

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